英語の勉強に自信がもてないときに効く!シンプルな思考の整理法

女性がスマホを操作している様子です
「英語の勉強に自信がもてない・・・」

そんなときは、自分がいま置かれている状況や考えを一度整理してみることをお勧めします。

そうすることで、何をすればいいかが明確になったり、新しい行動が生まれたりして、自信や前向きな気持ちを取り戻せることが多いからです。

そこでこの記事では、私が実際に活用している思考の整理法を、具体的な例を用いながら紹介していきたいと思います。

 英語の勉強に自信がもてない原因を知ろう

机に肘をついて考え事をしている女性の写真です

突然ですが、あなたは「英語の勉強に自信がもてない原因」をちゃんと理解できていますか?

もし漠然としているなら、原因を明らかにすることが助けになるかもしれません。

というのも、「自信を取り戻す」と聞くと何か新しい行動を起こすことを想像してしまいがちですが、原因を突きとめることで解決してしまうことも結構あるからです。

もしかしたら、

「なーんだ!ただ〇〇〇に不安を感じてただけだったんだ。」

といったふうに、自信を失うほどでもなかったことに気づいて、スッキリするかもしれませんよ。

 

思考の整理法について読み進める前に

この記事で紹介する思考の整理法は、客観的に自分を見つめ直すことで、自分の置かれている状況や考えていることを明らかにしていくというものです。

なので、実際にメモを取りながら読み進めると理解が深まると思います。

ワークは全部で4ステップあります。

ただし、必ずしも全てのステップをやり終える必要はありません。

途中で悩んでいることや疑問が解消してスッキリすることもあると思いますので、「どこかできっかけをつかめればOK!」ぐらいの気持ちで気楽にトライしてみてください。

 

STEP1. 目標をリストアップしてみる

壁に右向きの矢印が書かれています。目標を表すイメージ写真です

「自信がなくなる」からには、目指している何かがあるはずです。

それは何ですか。

1つですか?複数ですか?

目標をいくつ持っていますか?

まずは目指しているものを明確にすることで、自分の不安や焦りがどこからきているかを明らかにしていきます。

 

ここでのポイントは、短期的なものも、長期的なものも、こうありたいという人物像も、とにかく思いつくものは何でもリストアップすること。

そして、リストアップするときは、自分の言葉で思いつくままに書くようにしてください。そのほうが言葉に気持ちがのるので、自分の状態を把握するのに役立ちます。

例えば、私が過去にリストアップしたものを共有すると、こんな感じになります。

目標のリストアップ

  1. 日常会話でもっとスムーズに話せるようになりたい
  2. TOEICで高得点を取れるようになりたい
  3. 観光案内士の資格を取りたい
  4. 語学ボランティアをやってみたい
  5. いずれ留学したい
  6. 外国人の友達をたくさんつくりたい
  7. 英会話を教えられるようになりたい

私の場合、目標の数が7つになりましたが、1つだけという人もいると思います。このあたりは個人差があると思います。

 

STEP2. 目標に優先順位をつけて並べる

階段を上っているところ。ステップアップで目標を叶えるイメージ写真です。

次に、達成したい順番に並べていきます。

ここで大切なのは、「現在の自分のレベルを考慮しながら、階段状になるように順番を決めること」です。

洗い出した目標が1つという人は、自分のレベルに合った目標設定になっているかを確認してみてください。

例えば、「TOEICで800点をとる!」という目標を掲げていながら、まだTOEIC300点レベルの実力しかないのであれば、階段というより、垂直な崖を登ろうとしている状態のほうが近いと言えそうです。

そういう状態に気づいたら、目標を細かく分けて階段をつくっていきます。

この場合、まずは400点、次に500点・・・いずれ800点という形で、目標を複数もつようにしていきます。

そうしておけば、目の前の目標が手の届くレベルになるので、精神的なハードルを大きく下げることができます。

 

中には

「1ヶ月後の試験に必ず合格しないといけない!」

というふうに期限が迫っている目標を持っている人もいるかもしれません。

それでも、やることは同じです。

 

「1週間で基礎をおさえる」

「その次の1週間で苦手な〇〇の対策をする」

「さらに次の1週間で過去問をやる」

 

という形で、なるべく細かくブレイクダウンして、1歩ずつ着実に階段を登れるように目標を設定していきましょう。

 

CHECK POINT!

どうしても階段がうまくつくれないという人は、期限つきの目標が高すぎる可能性があり、それこそが自信をなくしている原因かもしれません。

例えばTOEIC300点の人がTOEIC800点を目指す場合、3年かけて達成するのと、3ヶ月後に達成しようとするのとでは、難易度が全然違いますよね。

3年後の達成を目指すのなら、階段状に目標を設定することができそうですが、3ヶ月で500点アップできるような階段をつくることができるでしょうか。

無理やり「TOEIC450点⇒650点⇒800点」と階段をつくったところで、現実的ではありませんし、実効性に疑問が残ります。

ですので、無謀な目標を設定しているのであれば、期限をうしろに伸ばすか、目標を下げるなどして、現実的にチャレンジ可能な目標を設定する必要があります。

・・・とはいえ、「受験を控えている」など、避けては通れないハードルの高い目標を抱えて頑張っている人もいると思います。

このあたりの気持ちのコントロールの仕方については、STEP3以降を参考にしてください。

 

STEP3. 目標と結びついている不安に気づく

バスケットボールのゴールをジッと眺めている男性の写真です。

複数の目標を達成したい順番に並べたら、先々の目標のことは一旦忘れて、まずは一番近くに設定している目標にのみ意識を集中させます。

階段で言えば、まず登らなければいけない一段目

こうすることで、
先々の大きな目標のことを考えてあれこれ悩むのを避けることができます。

(目標が階段状になっていないという人は、目指すべき1つの目標に意識を集中させます)

次に、ジーっと目標が書かれた紙を眺める、もしくは目をつぶって目標のことを考えるなどして、自分なりのやり方で意識を集中させていきます。

そして、じわーっと浮かんできた不安な気持ちや嫌な気持ちを、言葉にして書き出していきます。

例えばこんな感じです。

  • 目標の点数に届かなかったらどうしよう
  • もう勉強したくない
  • 試験が怖い。受けたくない
  • 英語が嫌になってきてる
  • 昔はもっと英語が好きだったのになぁ
  • このまま勉強してて大丈夫なのかな
  • もうどうしたらいいか分からない
  • 勉強が面白くない
  • 試験になるとパニックになってしまう
  • 勉強が手につかない

ここでも自分の言葉で思いつく限り洗い出すのがコツです。

ストレスを解消するつもりで、どんどん書きなぐっていきましょう。

 

ここで大切なのが、今まで気づかなかった気持ちに気づくこと。

潜在意識下にある不安や恐怖心がふいに顔を出すこともあるので、見逃さずにキャッチしてあげてください。

日記を書いたり独り言でブツブツ言ったりするように、どんどん言葉をつないでいくと自分の気持ちに気づきやすくなりますよ。

 

CHECK POINT!

ここまでのプロセスを1つずつ消化してきた人は、だいぶ思考がクリアになって落ち着いてきたのではないでしょうか。

友達に気持ちを打ち明けるのと同じように、自分の気持ちを吐き出すとスッキリして冷静さを取り戻すことができます。

また、書き出すことで、
「あぁ、こんなふうに思ってたんだ」というふうに客観的に自分を見つめ直すこともできるようになります。

人によっては、この段階で前向きな気持ちが生まれて、「また頑張ってみよう」という気持ちになっているかもしれません。

一方で、

まだイマイチしっくりきていないという人は、それだけ困難なことにチャレンジしているのだろうと想像します。

できるかどうか分からないこと、必ずしも結果がでるとは限らないこと、そういった目標に挑むのは精神的にも物理的にも大きな負荷がかかるので、

目標をブレイクダウンしたり、自分の気持ちに気づいたりするだけでは、思考がスッキリすることはあっても、自信を取り戻すには物足りなく感じるかもしれません。

そこで必要になるのが、マインドセットを変えること。

これについて考えるというのが、最後のステップになります。

 

STEP4. マインドセットを変える

コーヒーと水がトレイにのっています。

マインドセットという言葉をつかうと、自分を鼓舞してモチベーションを高める手法のように思えるかもしれませんが、

そういった類のものではありません。

目線を変えて、物事を広い視野でとらえることで、柔軟な考え方ができるようになろうというものです。

 

目標が達成できなかった場合をイメージする

普段目標に向かって勉強しているときは、目標を達成することに意識を集中していると思います。

でもここでは敢えて「目標を達成できなかった場合」をイメージします。

なぜなら、万が一に備えて心の準備をしておくことで、冷静さや落ち着きを取り戻すことができるからです。

 

例えば、これからバンジージャンプに挑戦しようというとき、飛び降りた先の地面が硬いコンクリートに覆われていたら飛ぼうという気持ちになれるでしょうか。

・・・たとえ100パーセント大丈夫と言われても、できることなら飛びたくないですよね。~ .~;

では、下が深い海になっていて、自分は救命胴衣をつけていて、万が一のために近くに救命ボートが準備されているとしたらどうでしょう。

バンジージャンプの成功確率は変わっていませんが、まだこの方が勇気を出して飛んでみようという気持ちになりやすいですよね。

 

失敗に備えて心の準備をするのには、これと同じ意味があります。

「万が一目標を達成できなかったとしても大丈夫」と思えることで、

目標に向かって勉強するときに感じる不安を和らげることができるんです。

 

目標が達成できなかったときをイメージしてみる

それでは目標を達成できなかったことを具体的にイメージしてみましょう。

 

まずは具体的にどんな気持ちになっていそうかを想像してみます。

悲しいのか、辛いのか、それとも意外と大丈夫そうなのか・・・。

よりリアルに感じられるほうが効果的ですが、落ち込んでしまっては逆効果なので、ネガティブな想像力がたくましい人はほどほどにしてくださいね。^^;

 

想像が終わったら、次はダメだったときに精神的に耐えられるように心の準備をしておきます。

具体的には、
「目標が達成できなかったとしても大丈夫と思える理由」をたくさん見つけてください。

ずっと先の未来まで想像して、立ち直って楽しく過ごしている自分をイメージするのも効果的です。

これを「失敗しても大丈夫!」と思えるまで続けます。

そうすると少しずつ心が軽くなり、気持ちが落ち着いてきます。

 

失恋、受験の失敗、就職活動での不採用・・・なんでもそうですが、どんな困難な状況に陥っても、長い目でみれば時間が解決してくれたり、また何気ない日常が戻ってきたりするものです。

これまでも挫折を味わったり目標が達成できなかったりしたことがあるかと思いますが、それでも今こうやって別のことにトライできていますよね。

心の準備がしっかりできてくれば、

「別に失敗したっていいじゃないか!」
「後悔しないように力を出し切るようにしよう!」

というふうに考えるようになります。

「目標が達成できるかどうか不安・・・」という状態から、「目標が達成できなくたって大丈夫!」という状態にマインドが変わることで、前向きにチャレンジしてみようという気持ちが生まれるんです。

 

この方法は、高い目標にチャレンジしようとしている人にも効果を発揮します。

ぜひ一度試してみてください。

 

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