三日坊主もこれで続く!強制力を利用した英語の勉強法を紹介

手帳とスターバックスのコーヒーカップをもった男性がカフェの席に座ろうとしているところです。

朝どんなに眠くても、仕事や家事、学校などがあれば起きられますよね。

うまく「強制力」を利用して、英語の勉強を続けやすい学習環境をつくりましょう。

強制力のちから

英語の勉強を長く続けていれば、誰だって気持ちがのらない状況やマンネリに遭遇するもの。

それでも英語の勉強を続けていくためには、根気強く、時には自分を奮い立たせて学習を習慣にしていかなければなりません。

でも私たちの気持ちには波があり、調子がいい時もあれば悪い時もあります。頑張ろうと自分に言い聞かせても、どうしようもないときってありますよね。

そんなとき、勉強をやらなければならない心境や状況をうまくつくることができていれば、自分を勉強に向かわせる「強制力」が働くため、勉強の継続はずいぶんと楽になるものです。

強制力が働く例

  • 学校帰りにスターバックスで勉強すると決めている
  • 毎日朝早く起きてラジオ英会話を聞いている
  • 3か月後にTOEIC試験を控えている

ただし、強制力を強くしすぎると、限度を超えて無理をしてしまい、倦怠感や燃え尽き症候群のような症状を引き起こすことがあるので注意が必要です。

自分を追い込みすぎて英語の勉強が嫌になってしまっては本末転倒ですので、自分にとって心地よい力加減を探すようにしましょう。

自分で勉強法をつくる

これから紹介する勉強法は、無料で出来るものから有料のものまで様々です。また、強制力が強いものもあれば弱いものもあります。

大事なのは、これらの中から自分に合ったものを選び、実際に勉強に取り入れてみること。

そして良いところを残し、不要なところを捨てながら、自分に合った勉強法をつくりあげることです。

学校で成績のいい人は、大抵自分に合ったノートの取り方やテスト対策の仕方を編み出しています。また、独学で英語をマスターした人が、独自の勉強法をノウハウ本として出版している例を挙げればキリがありません。

成果の出る勉強法は、試行錯誤をしながら自分でつくりあげるものなのです。興味のあるものは実際に試して効果を見極めてから、普段の勉強にうまく取り入れるようにしましょう。

勉強法を常に改善する

また、英語レベルや生活リズム、学習状況などに合わせて勉強法は常に改善・進化させていかなければならないものでもあります。

「強いものではなく、変化に適応したものが生き残る」という言葉があるように、勉強を長く継続するためには、様々な変化に合わせて勉強法を適応させていかなければなりません。

どんなに良い勉強法でも、自分の英語レベルや学習状況が変化することで、効果を感じなくなったり役に立たなくなることはあります。

少しでも違和感を感じたら勉強の仕方を見直して、自分に合ったものに改善していきましょう。

 

強制力を利用した勉強法

それでは普段の勉強に強制力を活用する方法を紹介していきます。強制力を利用するコツは、自分を勉強に向かわせる要因や理由をうまくつくることです。

1. 日常的な行動を利用する

地下鉄のホームで電車待ちをしている男性がスマートフォンを操作しています。

まず初めは、日常的に行っていることを利用する方法です。

分かりやすい例が、トイレに単語帳を置いておくというやり方。英語を勉強している人なら、一度は耳にしたことがある方法ではないでしょうか。

トイレにいくという日常的な行動の延長に英語の勉強を設定しておくことで、トイレに行くたびに強制的に学習をするように仕向けるのです。

日中外に出ている人でも、朝夜合わせて少なくとも1日4~5回はトイレに行くことになるので、何度も繰り返して学習することができ、単語の暗記には非常に効果的です。

もちろん、壁に単語リストを貼ったり、日めくり式にしてみたりといった学習内容の工夫が欠かせないことは言うまでもありません。

日常的な行動の例

  • 歯磨き
  • ウォーキング
  • 朝ごはん
    (つくる、食べる、片付ける)
  • 洗濯物を干す
  • トイレ
  • 化粧をする
  • 移動時間(通学・通勤)
    ※自転車、車、歩き、電車など
  • 寝る前
  • その他
    (筋トレ、ストレッチなど)

ここで重要なのは「何ができるか」を考えて学習内容を決めることです。

歯磨き中に英単語リストを眺めることは可能ですが、ご飯をつくっているときは出来ません。でもラジオ英会話を聞きながら声を出して英語をリピートすることは出来ます。

また電車で会社まで通勤している人はテキストを広げて勉強できますが、車で通勤している人は英語のリスニングCDを流すなど運転をしながらでも可能な勉強法を考える必要があるでしょう。

「これなら続く」と思えるかが大事

学習内容や方法を考えるときは、「これなら続く」と思える仕組みづくりを意識しましょう。

自分の性格や嗜好をうまく取り入れるのがポイントです。

私の場合、通勤時間を活用する勉強法を実行していた時期がありました。

そのときの状況は以下の通りです。

  • スパルタ系語学スクールの宿題で、膨大な量の英文と単語を覚えないといけない
  • そのためには机に座って最低2時間は勉強しないといけない
  • ずっと机に座って勉強するのが苦手。すぐに集中が切れてしまい効率が悪い

そこで思いついたのが、電車通勤をやめて徒歩通勤にして、歩きながら英文と単語を声に出して暗唱するという勉強法です。

この方法なら、じっと机に座る代わりに身体を動かすため集中が途切れにくく、会社には必ず行かなければならないのでサボる心配もありません。

また、声に出すので英文や単語が記憶に残りやすく学習効果も上がります。

徒歩での通勤は電車通勤に比べて倍以上の時間がかかりましたが、私は歩くのが好きなのでむしろ楽しく取り組めました。毎日歩くことで健康にもなり、英語はもちろんのこと仕事もはかどるようになって一石二鳥でした。

多少早く起きる必要はありますが、英文・単語リストを手に家を出発したら、あとは確実に勉強時間が確保できてしまいます。うまく強制力を働かせて、学習を続ける仕組みをつくることが出来ていたと思います。

2. 習慣にしやすい教材を使う

男性が机の上に教材を広げて勉強しているところです。

次は、学習を習慣にしやすい教材を使うという方法です。主な例としてオススメの教材を2つ紹介しますので、教材を選ぶ参考にしてください。

1. NHKラジオ講座

NHKラジオ講座のテキストです。

主な特徴4つ

  1. 毎日決まった時間にラジオ放送されている英語講座。アプリやインターネットでも聞くことができる
  2. 多読、リスニング、英会話など目的別のプログラムが用意されている。また、レベル別に講座を選ぶこともできる
  3. 体系的に学習内容がまとめられており、ショートストーリーが展開されていくので、楽しみながら充実した学びを得られる
  4. テキストは1冊500円程度という驚きの安さ。月ごとに用意されており、どの月から始めてもしっかり学べるように工夫してつくられている

幅広い世代に支持され、放送が開始されてから今年で約70年になるNHKラジオ講座。安く手軽に始められるうえに、そのクオリティはさすが老舗といった充実っぷりです。

放送時間を強制力にする

毎日決まった時間に放送されていて1回15分というところが、今回お勧めする理由。放送時間が決まっているので、自分を勉強に向かわせやすいところがポイントです。

また、短時間で終わるので後を引かない気楽さがあります。拘束される時間があまりにも長いと、毎日続けるのが難しくなりますが、15分だけだと自分で時間をコントロールしやすいんです。

余裕があるときは、番組終了後にそのままの勢いで学習を続け、時間がないときは15分で切り上げて後で時間をつくって学習すればいいですよね。

NHKラジオ講座は習慣がつくりやすいように配慮されたプログラムになっていて、内容も非常に充実しているのでお勧めです。

NHKラジオ講座のラインナップを見る】

2. アルクのヒアリングマラソン



主な特徴4つ

  • ヒアリング教材をつかった英語学習を、半年や一年といった一定期間にわたって続けていく通信講座
  • 名前の通りマラソンのように英語をどんどん聞いていく。走りきった頃には英語がクリアにしっかり聞き取れているというコンセプト
  • バラエティーやニュース、日常会話など幅広い分野において、実際に使われている生の英語が収録されている
  • 毎月教材が送られてくるため、サボると未消化の教材がたまっていくが、聞き取っていくだけという手軽さと、どんどん聞き取れるようになっていく楽しさが学習意欲を刺激してくれる

英語関連の書籍や雑誌などで有名なアルクのロングセラーシリーズ。リスニング力強化に特化した教材です。

お勧めする理由は、毎月新しい本が送られてくるところと、様々なトピックについて好奇心を刺激するコンテンツがおさめられているところ。

楽しみながら勉強でき、毎月新しい本が送られてくるので勉強を続けていこうという強制力が働きます。

ヒアリングマラソンについて調べてみる】

「強制力」で教材を選ぶ

勉強を継続するのが苦手な人は、教材を選ぶときに「強制力が働きそうか」という観点を大切にしてください。そして、NHKラジオ講座やアルクのヒアリングマラソンのように、習慣にしやすいものを選ぶようにしましょう。

どんなに効果的で内容が充実した教材でも、勉強を習慣にできなければ学習効果は期待できません。

たまに「3か月で英語をマスター!」などという謳い文句で、やたらたくさんのDVDやテキストを詰め込んだ英語教材を目にすることがありますが、そのような教材は大抵、全ての教材を一括で買い切り、短期集中で全てやり切れるかどうかは学習者次第というふうになっています。

その点、NHKラジオ講座とアルクのヒアリングマラソンは、短期集中を前提にはしておらず、英語学習をしっかり習慣にすることが大事という考え方のもとに教材がつくられているので勉強を続けやすいのです。

3. 学習サポートを受ける

手にファイルをもった日本人の英語講師がこちらのほうを向いて笑顔で立っています。

次に紹介するのは、自分ひとりで勉強するのではなく、英語学習をサポートしてくれるサービスを活用する方法です。

強制力が強く働く一方で、生活リズムを大きく変える必要があり、お金も相応にかかってくるので、興味のある人は慎重に検討して決めるようにしましょう。

1. 通学制スクール

まずは英会話スクールなどの教室に通う方法です。

スクールではカウンセラーが学習計画をしっかり立ててくれるようになっているので、宿題と通学に意識を集中して頑張れば、最初に設定した目標に向けて一歩ずつ着実に能力を高めていくことが出来ます。

しっかり学習計画をつくってお金をかけた分、モチベーションが高まりやすく、学習に自分を向かわせる強制力も働きやすいのでお勧めです。

また、プログラムが始まってからも個別カウンセラーや相談窓口があり、スケジュールの再調整や振替なども柔軟に対応してくれるようになっているので、勉強に挫折しにくい環境がつくれます。

仕事の事情など「スクール以外の要因」で通学が難しくなり挫折してしまうケースもありますが、通えなくなってしまうケースを除けば、挫折することなく順調に勉強を継続してくことができるでしょう。

※もちろん、スクールによって宿題の有無や量、プログラムの方針やレッスン形態は違いますので、興味のある人はインターネットで「地域 英語 スクール」と検索してみてください。

One More Thing!

語学スクール以外にも利用できる施設やサービスがあるので紹介しておきます。インターネットで検索する方法も載せておきますので、興味がある人は調べてみてください。

  • サークル(例: 朝活サークル)
    キーワード検索:「地域名 英語 サークル」
  • カルチャーセンター
    キーワード検索:「地域名 カルチャーセンター 英語」
  • 大学が運営している英語学習コース
    キーワード検索:「地域名 大学 英語コース 一般」

これらは都市部に集中していることが多いのですが、もしかしたら英会話スクールよりも安く手軽に通えるところが、住んでいるところの近くで見つかるかもしれません。

また、英会話スクールを選ぶときは大手だけでなく規模の小さいところも検討するようにしましょう。独自のノウハウや趣向を凝らした内容で運営しているところも多いので、自分に合ったところが見つかるかもしれません。

なお、通学制のスクールを選ぶときは、通勤途中の駅前や、自宅近くにあるスクールを選ぶと往復時間の面でロスが少ないので便利です。

2. 個別で教師を雇う

家庭教師のように個別で教師を雇うのも手です。

スクールより細かいニーズに応えてくれ、学習スケジュールや内容を柔軟にカスタマイズできるのが魅力。良い先生にめぐり合うことが出来れば、英語がより好きになったり、一気に英語力が伸びるというブレイクスルーを体験できるかもしれません。

専任の講師がいて学習を見守ってくれているというだけで、日頃の学習に力が入り、勉強を継続するモチベーションが生まれますよね。

家庭教師で有名なトライが「大人の家庭教師」というサービスを展開していたり、ネイティブの英語講師を紹介してくれるサイトがあったりと、今では昔に比べて様々な形で英語講師を探せるようになっています。

料金は求める講師のレベルや契約の仕方によって変わるようですので、興味のある方はサイトをチェックしてみてはいかがでしょう。

One More Thing!

オンライン家庭教師

家庭教師に興味がある人にお勧めしたいのが、ワールドトークという日本人バイリンガル英語講師によるオンライン英会話スクールです。

オンライン英会話スクール「ワールドトーク」の公式ホームページTOP画面です。

※オンライン英会話スクールとは、自宅にいながらインターネットのビデオ通話を利用してレッスンを受けることが出来るサービスのことです。

ワールドトークは日本人講師に英語を教えてもらえるので、家庭教師のように利用することが出来るサービスです。

実際に私にはお世話になっている先生が4人ほどいて、個人的な学習上の悩みを聞いてもらいながら、具体的なアドバイスを頂いています。

ワールドトークの特徴

家庭教師を雇うときに大切なのは、なんといっても「どんな講師か」ですよね。

通常、家庭教師を頼むときは、紹介してくれるトライなどの事務所に希望を出して実際に顔合わせをしながら内容を決めていくのですが、一度会ってしまうと細かい要望が出しにくかったり、あまり良い講師じゃなくても断りにくかったりしますよね。

またネイティブ講師を紹介してもらう場合、自分で交渉する必要があるので初心者にハードルが高いことも多く、希望通りのレッスンを実現できるかどうか分からないことも多いです。

その点、ワールドトークは在籍している講師の情報や指導できることなどが、WEBサイトに詳しく公開されています。また、試験対策から日常会話まで多彩なレッスンを提供できるプロ講師が在籍していて、予約ごとに自分で選択することができるんです。

主な特徴6つ

  1. 国内外に住んでいる日本人バイリンガル講師によるオンライン英会話スクール。スカイプという通話料無料のビデオ通話でマンツーマンレッスンを提供してくれる
  2. 利用する際は、講師検索からレッスンをお願いしたい講師を選ぶ。毎回講師と日時を選び予約が必要。担任制ではないが、個別に日時の相談ができるので、継続的に同じ講師に頼むことができる。
  3. 初回の学習カウンセリングをベースに、講師それぞれがもつ独自のノウハウを生かした英語レッスンを提供してくれる
  4. ビデオ通話でのレッスンなので、自宅に来てもらったりカフェに出向く必要はなく、プライバシーが守られる
  5. 月3,000円のコースから。講師によって消費ポイントが違い、予約時に講師を変更可能。個別にメッセージのやりとりもできる。
  6. 講師の情報はサイトで気軽に閲覧できる。TOEICなどの試験対策に強い人もいれば、キッズ英会話の経験が豊富な人もいて、提供してくれるレッスンのバリエーションも豊富。

講師を探すときは「自分が目指している目標を、既に叶えている講師を探す」のがポイント。これは講師の自己紹介ページを見れば分かります。

そこにたどり着くまでに様々な苦労を経験しているはずなので、より具体的で役立つアドバイスがもらえるはずです。

オンライン英会話が初めての人でも、使い方を日本語で丁寧に教えてくれるので、すぐに慣れることができますよ。

気になる人は、下記ホームページから実際にどんな先生がいるかをチェックしてみてください。レッスンの様子も動画で確認することができます。

ワールドトーク

4. その他のアイディア

光のついた電球が机の上に置かれています。アイディアのイメージ写真です。

1. 有料自習室

集中できる環境はもちろんのこと、電源、インターネット環境やロッカーなど、ふと立ち寄って学習できるような配慮がなされています。

利用する時間帯によって価格帯は様々ですが、毎日利用できるプランで月10,000円~15,000円程度。自宅だと誘惑が多く集中できなかったり、邪魔が入ったりして勉強に身が入らないという人にお勧めです。

興味のある人は「地域名 自習室」とインターネット検索してみましょう。

2. 学習コミュニティ

英語を勉強している人が集まるコミュニティを利用するのも効果的です。学習仲間と切磋琢磨することで、勉強へのモチベーションが上がりやすくなります。

有名どころで言えば、手軽に勉強の記録をつけることができ、学習仲間を探すことができるスタディプラスなんかがお勧めです。

3. 期限のある目標

  • 3ヶ月後にオンライン英会話を始める。そのために必要な知識を学習しよう
  • 今年中に英検3級をとる。そのために毎日1時間必ず勉強するぞ
  • 半年かけて中学レベルの英語知識を総復習したい。そのためにまずはこのテキストを仕上げよう

このような形で期限付きの目標をもつのも効果的です。

目標もなくただ漠然と勉強するより、明確な目標と期限があったほうが「勉強しなきゃ」という気持ちになりやすいはずです。

目標設定のポイントは「目標の高さ」と「期限までのキョリ」です。

目標は高すぎず低すぎず、モチベーションが上がる高さに設定するようにし、期限は近すぎず遠すぎず、少し緊張感をもって学習できるキョリに設定するようにしましょう。

家族に宣言してみる

設定した目標を家族など身近な人に宣言すると、より勉強に身が入るようになります。恥ずかしい人や過度なプレッシャーを避けたい人は、部屋の見えるところに目標を書いた紙を貼っておいても効果的です。

私の場合、わざわざ家族に宣言するのが嫌だったので、目標を書いた紙を家族に見えるところに敢えて貼っていたことがありました。

「これ何?」と軽く聞かれたことはありましたが、「目標を貼ってみただけ」と答えたら、それ以上聞かれることはありませんでしたし、守れていないからといって責められることもありませんでした。

おそらく自分から宣言しなかったことで、色々と気を遣ってもらえたのだと思います。

なかなか勉強が続かないという人は、一度試してみてはいかがでしょうか。

 


強制力は自分を勉強に駆り立ててくれる反面、あまりにも強いとやる気を無くさせる原因にもなります。

大切なのは自分にとって心地よいバランスを探すこと。そして学習状況や気持ちの変化に合わせて、力加減をうまくコントロールすることです。

今回紹介した中で興味のあるものがあれば、積極的に色々と試してみてください。そうして自分に合った勉強法をつくりだすことができれば、英語学習のうち半分はもう成功したようなものです。

強制力を味方につけて、盤石な英語習慣をつくっていきましょう。