英語の即答力を鍛えよう!一人で出来るスピーキング訓練のやり方

吹き出しのイラストです。

スピーキングの練習というと、英会話レッスンなどの「対面での訓練」を思い浮かべがちですが、

自分ひとりで効果的なトレーニングをすることも可能です。

少し慣れるまでコツがいりますが、慣れてしまえば効率的に「会話の反射神経」や「即答力」を鍛えることができるようになりますよ。

コミュニケーションを円滑にする即答力

外国人女性がこちらに笑いかけています

読み書き中心で英語を学習してきた私たち日本人にとって、
英語でのコミュニケーションをテンポよく進めるのって、ハードルが高くて結構難しいことですよね。

街中でスムーズに外国人とやりとりをする日本人を見ると、

ついつい会話に耳を澄ませてしまって、「いいなぁ。羨ましいなぁ…」と憧れた経験が、誰にでも一度はあるのではないでしょうか。

 

スムーズな会話に必要なもの。

それはズバリ「即答力」です。

「即答力」とは、読んで字のごとく、
問いかけられた内容に対して即座に答えを返す力のこと。

即答力が高い人は、会話のキャッチボールがとても上手です。

 

「答えるのが早い」だけではダメ

この記事では即答力を鍛えるトレーニング法を紹介するわけですが、

ただ早く答える練習をするだけでは、即答力は鍛えられません。

会話のキャッチボールをスムーズに行うためには、
テンポよく答えるのに加え、どう答えるかという「答え方」も大切なんです。

これは質問をする側の立場に立って考えれば理解しやすいですが、

会話の最中、こちらの聞きたいことを答えてくれなかったり、ダラダラ長ったらしい答えが毎回返ってきたりすると、

イライラしたり、フラストレーションが溜まりますよね。

逆に、仲の良い友達との会話のように、テンポよくリズミカルに会話のキャッチボールができると、

たとえ中身の薄い、他愛もない話をしていたとしても、
とても楽しく感じ、会話がどんどん盛り上がっていくのではないでしょうか。

 

一人で出来るスピーキング訓練法

ASK MORE QUESTIONSと書かれたポスターの写真です

それではさっそく、一人で出来るスピーキング訓練法について紹介していきます。

この訓練法は、
様々な質問に対して、反射的に答えるという練習を繰り返していくもの。

いつでもどこでも一人で行えるようになっています。

手順は大きく3つに分かれます。

 

1. 自分への質問を洗い出す

まずは、自分にインタビューをするつもりで、
あるテーマやトピックに関する自分への質問を洗い出します。

テーマやトピックは、スムーズに答えられるようになりたいものを選びましょう。

例えば、英語を使った雑談が上手になりたいなら、以下のようなテーマを選ぶとよいでしょう。

  • 自分について(自己紹介)
  • 家族、趣味、仕事について
  • 長期休暇や週末の予定について

 

ESLの質問リストを活用しよう

質問やテーマなどを考えるのがメンドクサイという人は、ESL Conversation Questionsを活用するといいでしょう。

ここには、会話に登場しそうな質問が、テーマ別にリスト化されています。

一例)トピック: Cooking

  • How often do you cook?
  • How good are you at cooking?
  • What are some things that you can cook?
  • What dish or food are you best at cooking?
  • Do you think you can cook better than your mother?

質問リストを用意したら、さっそく質問に答える練習をしていきます。

 

2. 質問に答えていく

質問リストの中から1つ質問を選び、
インタビュアーになったつもりで実際に自分に質問しみましょう。

そして、その質問に対して「なるべく早く」答えるようにします。

こうすることで、言葉の反射神経が鍛えられ、即答力をしっかり鍛えることができます。

多少考える必要があるときは、Let me think…(ええっと…)、Well…(そうだなぁ…)というように『つなぎ言葉』を使いましょう。

 

会話のキャッチボールをスムーズに行うには

すでにお伝えしたように、
即答力はただ早く答えられればいいというものではありません。

相手との会話がスムーズに流れ、場合によっては盛り上がるような答え方ができるようにトレーニングしていきましょう。

コツは3つあります。

1. 質問者の関心事をイメージする

質問をただ言葉通り受け取るのではなく、質問者の関心がどこにありそうかをイメージするようにしましょう。

例えば「How often do you cook?」という質問には、ただ料理をつくる頻度を聞きたいというより、「どれぐらい料理が身近なのかな?どれぐらい好きなのかな?」という相手への関心が反映されています。

この場合、「週に1回です」という答え方より、

「普段あまりつくらないけど、週末たまにつくりたくなって急に料理したりするよ」

と答えたほうが、その人の人となりが見えてくるので、会話がイキイキとしてきます。

 

2. 簡潔に、シンプルに答える

会話はリズムやテンポが大切なので、あまりダラダラと長くならないようにしたほうが盛り上がります。

例えば、「How good are you at cooking?」と聞かれて、「あんまり上手くないかな~」とサクッと答えれば、「そうなんだ。俺もなんだよね」、「へぇ。あんま料理しないの?」とテンポよく会話が進みますがが、

「そこまでこだわって作ってるわけじゃないからなぁ。でもこの間少し時間をかけてカレーをつくったんだけど、結構おいしくて。兄弟にもふるまったらすごく喜んでくれたんだよね。だから、上手ってわけじゃないけど、それなりに作れるかなぁ」

と答えてしまうと「へぇ、そうなんだ…」で会話が終わってしまったりします。

情報量が多いと、相手はなんて返していいか分からなくなりがちなんです。

なお、結論や伝えたいことから答えるのも、会話のリズムをよくするポイントです。

 

3. 理由やエピソードを語る

簡潔に答えたあと、必要に応じて理由やエピソードを付け加えましょう。

例えば、「What are some things that you can cook?」という質問に対して、「卵料理ならだいたい作れるよ」と答えたあと、「実は彼氏が卵大好きなんだよね」というふうに理由を付け加えます。

面白いエピソードがあったら、それを紹介してもいいでしょう。

このときのポイントは、
相手が興味をもって聞いてくれているところをイメージすること。

途中途中で「Oh, wow!」「Really?」「That’s incredible!」などと、相槌してくれているイメージがもてるような話の展開で話す練習をしましょう。

 

3. 課題をメモし、解消する

最後は、質問に答えるなかで疑問に思ったことや、課題に感じたことをメモしておき、ひとつひとつ解消するステップです。

この作業をすることで自分の足りないことに気づくことができ、
的確に弱いところを補強することができます。

ボキャブラリ―、文法、言い回しの工夫や表現のバリエーションなど、

スピーキングの即答力を高めるのに必要なことを
的確かつ効率的に習得することができるため、会話力が一気に伸びます。

いつ使うかも分からないテキストの表現や例文を暗記するのとは違い、

ダイレクトに必要なスキルを身につけられるので
トレーニングに取り組めば取り組むほど、成長を実感することができますよ。

トレーニング専用のノートをつくって、そこに学んだことを書き込んでいくようにしておくと、

たまに見返して必要なときに知識を取り出すことができるのでお勧めです。

 

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