キーワードを聞き取る練習

少し前に、めずらしいお客さんが当日飛び込みでHostelにやってきました。

彼女はスコットランド出身の60代。英語のアクセントが私にとっては強く感じられ、早口なので話していることの大半が聞き取れません。

はじめは聞こえてくるキーワードや身振り手振りをたよりに、なんとかコミュニケーションをとっていたのですが、あまり理解できていないのが伝わったようです。そのうち「スタッフの〇〇〇さんはいつ戻ってくるの?」と、私に質問をしてくれなくなってしまいました。

 

すべてを聞き取る必要はない

実際の会話は、英会話教材のようにクリアで聞き取りやすい英語だけではありません。実践的なリスニング力を磨くには、いろんな国や地域の英語にふれたり、リアルな英会話の音声をつかって勉強したりする必要があります。

対策はしていたつもりですが、 現実は厳しいですね。オンライン英会話の先生とは違って、こちらが理解できるまで根気よく話してくれるようなことはありません。新しい本を買ったので、これからまた時間をとってリスニングの勉強に励もうと思います。

NEW YORKで収録された生の英会話をつかって勉強できるリスニング本

リスニング力を鍛えるときは、全てを聞き取ろうとするのではなく、キーワードを拾いながら大まかな意味をつかもうと意識すると効果的です。スコットランド人の彼女が信頼を置いていたスタッフも「何を言ってるか正直全然分からなかった」そうですが、理解できる言葉が私より多かったので、より適切なやりとりができたようでした。

ちなみにネイティブでも、全ての英語を聞き取ることは難しいそうです。

ネイティヴにとっても、相手の英語を「一語一句もらさず」聞き取ることはかなり難しいのです。事実、私たちがこの本を作る際も、トランスクリプトを作るのにかなり苦労させられました。

(中略)

ネイティヴは、相手のしゃべっていることの一部を聞き取れなかったとしても、前後関係などから、意味を的確に補って理解しています。また、最低限聞き取らなければならないキーワードだけは、確実に聞き取っています。それで、全体の意味をつかんでいるのです。

引用: まるごとNEW YORK リスニング(P.6-7) デイビッド・セイン 著

何だか少し希望がもてます。

英語は一朝一夕で身につくものではないですが、お客さんの役に立てるように、これからも頑張っていきたいと思います。