英語の表現や単語を自分のものにする

私は普段Hostelで働いているのですが、接客をしていてまだまだ言葉に詰まることがあるので、実践で使えそうなボキャブラリーを日常的に増やすようにしています。
必須なのは、Check-inや道案内、会計でのやりとり。仕事で英語をつかうのはこれが初めてなので、毎日が刺激的です。
京都は外国人観光客に人気の滞在地です。この時期はハイシーズンではありませんが、街を歩いていると外国人バックパッカーや団体旅行客をたくさん目にします。
もうすぐ紅葉の季節になるので、Hostelもかなり忙しくなるはず。個人的に夜のライトアップに行こうと考えているので、いまから楽しみです。
ちなみに「写真をお撮りしましょうか?」は英語ではこんな表現になります。
“Would you like me to take your picture?”
“Do you want me to take your picture?”
上の表現のほうがより丁寧です。
機会があればつかってみてください。
英語は覚えるのではなく自分に馴染ませる
京都を訪れる外国人観光客の数や宿泊者数は、ここ5年間は順調に増加しているそう。2020年に東京オリンピックも控えてるので、日本での滞在が素晴らしいものになるように「おもてなし英語」をしっかり身につけないと!と意気込んでいます。
英語のフレーズや単語を勉強するときは、ただ意味を覚えるのではなく、自分のものにするということを意識しています。食べものは消化することでエネルギーになりますが、英語も同じようなもの。知識として意味を知っていても、いつどういう時に使えるか、どういう文脈で使えば相手に伝わるかを自分のなかで消化できていなければ、いざという時に言葉が出てきません。
■実践していること
- 状況をイメージしてみる
- 発音を聞いてみる
- 英語で書いてみる
- 声に出してみる
理想は、意識しなくても自然に英語がでてくるようになること。そのためには、使われる状況をイメージしてみたり、発音を聞いてみたり、文字に起こして発声してみたりと、いろいろな方法を使って英語を自分に馴染ませる必要があります。
さきほどの「写真をお撮りしましょうか?」も、ただ表現を知っているだけでは使えません。目の前に外国人観光客がいるところをイメージして、 スムーズに言えるように何度も声に出して練習することで、必要なときに自然に声をかけられるようになります。
■文法の解説
“Would you like me to take your picture?”
“Do you want me to take your picture?”
“I want to ~” で「私は~をしたい」と言うことができますが、人に何かをしてほしいときは”I want 人 to ~”というふうに、want と to の間に人をいれます。
- “I want you to ~” 「私はあなたに~してほしい」
- “You want me to ~”「あなたは私に~してほしい」
これを疑問文にすると「~してほしいですか?(しましょうか?)」という文章をつくることができます。 want to を would like to に変えると、より丁寧なニュアンスになります。
- “Do you want me to ~?”「私に~してほしいですか?(~しましょうか?)」
- “Do you want me to take your picture?”「(あなたの)写真を撮りましょうか?」
- “Would you like me to take your picture?” 「(あなたの)写真をお撮りしましょうか?」
※take a picture 写真を撮る、your あなたの、take your picture あなたの写真を撮る