時間とお金をあまりかけずに英語を話せるようになるには

突然ですが、あなたは英語を習得するのに、どのくらい時間をかけるつもりですか?

1年?3年?・・・いや、できれば3ヶ月で!?

もちろん、短ければ短いほど嬉しいですよね。正直言って、長めに見積もっても1年あれば英語は話せるようになりますよ。

今からその根拠と具体的な方法をシェアしますね。

英語が話せてる自分ってどんな状態ですか?

まずはゴールを明確にしておきましょう。

あなたが目指す「英語が話せる状態」とは、どういう状態ですか?

完璧に英語をマスターして、何不自由なくペラペラ話せているところを想像しますか?それとも・・・

外国人相手に物怖じせずに談笑しているあなた。相手の言っていることが分かり、伝えたいことを言葉にし、意思疎通ができているという実感がある。多少分からないことがあっても、自然に聞き返したり、うまく会話をつなげることができ、英語で話せているということに満足感や充実感を覚えている

こんな状態でも満足でしょうか。

このレベルに達成することで満足できるのであれば、本当に1年あれば十分達成できます。完璧にマスターしたいなら、何年もかけて英語を学び続けなければなりませんが。

 

会話は聞き手が対応できるレベルや内容に落ち着くもの

幼い子どもに話しかけるときは、できる限り易しい言葉をつかって、ゆっくり丁寧に話しますよね。一方で、例えば小学生相手に話すときなんかは、スピードも使う語彙もレベルアップすると思います。

つまり、会話は双方向のコミュニケーションなので、聞き手が対応できるレベルや内容に着地するということ。

相手がとれない剛速球を投げてしまうと、会話のキャッチボールは成立しません。

だから実は、英会話レベルがそこまで高くなくても会話は成立するし、楽しく会話することは可能です。限られた語彙でも冗談を言い合ったり、心を通わすことは十分できます。相手(外国人側)が合わせてくれるので。

たまに、

日常会話に必要な語彙数は2,500~3,000語と言われている

のような記述を見かけることがありますが、この数の単語を全て覚えようとする必要は全くありませんし、時間が勿体ないというのが私の考えです。

 

具体的に何をどのように勉強すればいいか

さきほどの状態▼

外国人相手に物怖じせずに談笑しているあなた。相手の言っていることが分かり、伝えたいことを言葉にし、意思疎通ができているという実感がある。多少分からないことがあっても、自然に聞き返したり、うまく会話をつなげることができ、英語で話せているということに満足感や充実感を覚えている

この状態に到達するために必要なことは次の3つです。

  1. 基礎知識のインプット
  2. 会話の実践・アウトプット
  3. 会話の場数をふんで慣れる

この3つは、順番に取り組むというより、必要なときに必要なものを取り入れて実践していくイメージです。具体的な方法はこのあと解説します。

絶対にお勧めしないのは、最初から長期の計画を立てて、インプット→アウトプットの順番に学習していくやり方。完璧主義の人が陥りがちな方法なんですが、時間がかかる割に無駄が多くて、なかなか話せるようになりません。

※非効率な学習の例

  1. 【1か月】単語帳で日常会話に必要な英単語を覚える
  2. 【1年~1年半】文法テキストを中1から順番に中3まで終わらせる
  3. 【半年】言いたいことを英語にする英作文に取り組む
  4. 【半年】口頭英作文で会話の瞬発力を鍛える
  5. 【1年】オンライン英会話で会話トレーニング

インプットした英語はアウトプットを通じて使えるものに磨かれていくし、逆にアウトプットをしてつまずくことで、何をどのようにインプットすればいいかが分かり、学習効率や効果が高まります。

なので、インプット学習とアウトプット学習は並行して取り組むことが大事です。また、英語に慣れるには会話の経験をたくさん積まないといけないので、場数をふむことも重要になります。

 

1年やそこらで英語を話せるようになる勉強法

それでは時間やお金をあまりかけずに英語を話せるようになるにはどうしたらいいか、具体的な勉強の仕方を解説していきます。

1年を想定して話していきますね。

 

この勉強法は「基礎」「発展」「実践」「応用」の4つの段階に分かれます。

それぞれに要する学習期間の目安は3ヶ月を想定しています。

 

【基礎】中学レベルの単語と文法をインプットする(3ヶ月)

まずは会話に必要となる基本的な単語と文法の知識を習得します。

中学レベルをおさえておけば大丈夫なので、使いやすそうな中学生向け教材などを買ってコツコツ勉強しましょう。

注意すること

  • 完璧に理解しようとしないこと
  • 全てを覚えようとしないこと

この段階では、テキストを最初から最後までひと通り終わらせることができればOK。理解できなかったり、忘れてしまったりしても、次の英作文の段階で戻ってくることになるので深く考えずに進みましょう。

効率的に終わらせるヒント

  • 単語帳と文法テキストを別々で買うのではなく、中学レベルの文法と単語が一緒におさめられている教材を買う。2冊やる必要がなくなるため。自分が理解しやすい、簡潔にまとまっている、という基準で選ぶ。
  • まずは文法ルールのみに注目し、理解できたらいきなり練習問題を解く。そして間違えたところのみ、詳細な解説を読む。最初から順番にすべての解説を読む必要はない。
  • 単語を覚えるときは、覚えにくいものにチェックをつけておいて、とりあえず先に進む。そして勉強の時間のたびに、チェックがついている苦手な単語をやるようにする。反復することで頭に残りやすくなる。
★関連記事:文法とはどういうものかや、お勧めの文法教材&選び方(英語レベル・目的別)について書いてます>>英語の文法って実は簡単。初心者でも着実に身につけられる方法

 

【発展】英語の文章をつくるトレーニング(3ヶ月)

基本的な単語と文法について、ひと通り学び終えたあとにやること。

それは英作文のトレーニングです。

この段階を通じて達成したいことは2つ。

  1. 単語と文法の知識をしっかり定着させる
    理解できなかったところや覚えられなかったところを、英作文を通じて習得していきます。
  2. 英語の文章を構造的に理解する
    英語の文章を書けるようになってくると、英語特有の語順や構造がなんとなく分かるようになってきます。

最初は調べながら1文ずつ書いていく作業になるので、結構めんどうに思うかもしれませんが、練習していくうちに考えなくてもサラッと書けることが増えていきます。

最初は1文書くところから始めて、少しずつ書く文章の量を増やしていきます。

地道にコツコツ頑張りましょう。

英作文トレーニングのやり方

  1. まず書きたいことを決める
  2. 次に実際に書いてみる
  3. 分からなければテキストなどで調べる

書きたいことが思いつかないときは、以下のサイトを使うと便利です。テーマごとにランダムに英語で質問が書かれているので、それに答えるだけで英作文のトレーニングになります。

Conversation Questions for the ESL/EFL Classroom

継続のヒント

  • 調べる作業も大事だと理解しておく
    書かれている文章を英語に直す「翻訳」ではないので、模範解答はありません。自分の書いた文章が正しいかどうかを調べる作業は面倒ですが、その作業は英語のことを理解するのに必要なプロセスです。
  • 疑問が解決しなくても一旦よしとする
    たくさん調べても分からないときがあると思いますが、それでも大丈夫。気にせず先に進みましょう。いずれ「あーあの答えはこうだったんだ!」という時がきっと訪れます。今のレベルでは理解できないことだってよくあるので。

英語の勉強で大事なことは、忘れていくことや理解できないことを気にするのではなく、できたことや残っているものに集中することです。

できないことを気にするときりがないですが、毎回できたことに注目すると、自分が着実に成長しているということを実感できます。

★TIPS★ 英作文ノートを用意して、勉強のあとをいつでも見返せるようにしておくと、モチベーションを維持するのに役立ちますよ。

書きたいことをある程度書けるようになってきたら、いよいよ会話の練習に入ります。

 

【実践】オンライン英会話で少しずつ英語を話す(3ヶ月)

書きたいことを英語で書けるようになっても、話したいことをパッと言葉にできなければ、会話では使えません。

そこで次の段階では、オンライン英会話をつかって会話トレーニングを行います。

※オンライン英会話は、パソコンやスマートフォンを使って英会話レッスンを受けられるサービス。講師や受けたいレッスンを自由に選ぶことができるのが特徴です。価格も英会話スクールに比べて非常に安く、相場は週に1~2回話せるプランで月3,000円~4,000円ほどです。

いきなり外国人相手に会話レッスンを行うのはハードルが高いので、日本人講師にレッスンをお願いできるサービスを利用します。

おすすめ▼
ワールドトーク

会話トレーニングのやり方

  • 講師にお願いして英語で質問してもらう。その質問に英語で返す。これを何度も繰り返し、より早く正確に返せるようになることを目指す。
  • つまったときは日本語で質問して解消する。正しい文法や表現について教えてもらい、レッスンの中でどんどん使ってみる。

レッスンが始まったら上記の希望を日本語で伝え、レッスンをサポートしてもらえるようにするといいと思います。

余裕が出てきたら、ただ一言返すだけじゃなく、理由を添えてみたり、講師に質問してみたりすると効果的ですよ。

★TIPS★この実践段階に入ると、これまで使っていた文法テキストでは物足りなくなってるはずです。会話フレーズ集やスクリプトを買って音読したり、会話を盛り上げる相槌や質問をインプットしたりと、自分に必要な勉強を行うようにしましょう。

このトレーニングをしばらく続けて、冗談交じりに話せたり、自然と雑談が多くなってきたりしたら、いよいよ最終段階に入ります。

 

【応用】フリートークにチャレンジしよう!(3ヶ月)

最後の段階はフリートーク。思いついたことを話してコミュニケーションを楽しみます。ここまできたら、あとは会話の場数をできるだけ多くふむことが大事になってくるので、たくさん英語で聞いて話して、自分の考えや気持ちを伝えられるようにしましょう。

フリートーク学習の効果を高めるヒント

  • 日本語を使わず英語だけでやりとりをするように意識する
    >日本語が通じない外国人講師にレッスンをお願いして自分を追い込むのも手です。相手の言っていることが分からなかったり、自分がどう言えばいいか分からなかったりするときも英語で意思表示するように努力しましょう。(I’m sorry, what?/ How do I say?/ What was that?/ Am I making sense?…etc.)
  • 単語の羅列やボディランゲージをつかってでも意思疎通を試みる
    >英語を学んでいる以上、どこまでいっても分からないことは尽きません。実際の会話でも通じないことは頻繁に起こることなので、サバイバルイングリッシュを身につける良い機会だと捉えて頑張りましょう。

ここまで到達することができれば、あなたはもう「英語が話せる人」です。

街中で突然英語で話しかけられても、堂々と英語で返すことができるし、海外旅行で自分の意思をきちんと伝えることもできているはずです。

外国人と談笑したり、気の利いたひと言ふた言をさらっと返したりしているあなたをみて、周りの人はきっと驚くに違いありません。

この段階で必要になってくる学習

  • リスニング
    簡単なやりとりが出来るようになれば、相手の言っていることさえ分かれば、会話を成立させることができます。逆に言えば、リスニングの重要度がそれだけ高くなるということ。あなたが英語を話せれば話せるほど、相手の話すスピードは容赦なく上がっていくので、リスニング学習の大切さを痛感するようになります。
  • 発音
    会話ができるようになると「もっと伝えたい」と思うもの。また、相手に情報が間違って伝わったり、聞き取ってもらえなかったりする経験が多くなることもあり、発音の大切さを実感することになります。
  • ボキャブラリー
    単語ひとつ知らないだけで話の全体像がつかめなくなったり、回りくどい説明が必要になったりと、ボキャブラリーの少なさに愕然とするのもこの頃です笑。と同時に、語彙を増やすことが出来れば、知っている文法を当てはめて表現できることが増えるということを実感できる時期でもあります。

海外ドラマや映画をつかった勉強が楽しくなるのも、フリートークがこなせるようになるこの時期です。

登場人物の言っていることや言葉遣い、話し方や身振り手振り、会話のリズムやテンポなど、目や耳にするもの全てがフリートークに生かせると本気で実感するからです。

この段階までくると楽しいですよ~~~♪(^^)

今の時代は昔と違って、インターネットをつかってオンラインで英会話レッスンを受けられるので、高い契約金を払って予定をわざわざ確保して英会話スクールに通う必要はありません。

質の高い教材も売ってるし、あとは工夫とやる気次第なので、時間もお金もできる限り節約して、賢く英語を身につけちゃいましょう!

 

●オンライン英会話についてもっと知りたい人はこちら>>オンライン英会話 クイックスタートガイド
●オンライン英会話の選び方ついて知りたい人はこちら>>【実例付き】オンライン英会話スクールの選び方&使い方

 
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