「英会話が苦手」を克服する、サバイバルイングリッシュのすすめ

男性がリュックを片手に出かけようとしているイメージ写真です。

※2021/8/29:更新

苦手な食べ物を克服するには、実際に食べてみて「おいしい!」と感じるか、「食べれた!」と自信を深めるか、のどちらかが有効ですよね。

これ、実は英会話に関しても言えることなんです。

私が苦手意識を克服できた理由

雲の形がビックリマークになっているイメージ写真です

過去の私は、本当に英会話が苦手でした。

フレーズ集や海外ドラマで、ブツブツ言いながらスピーキングの練習をしてるのに、いざ外国人を目の前に英語を話そうとすると英語が出てこない・・・。

道を聞かれても上手く答えられず、いつも悔しい思いをしていました。

 

そんな私が苦手意識を克服できたのは、実際に英語が話せるようになったからではなく、「英語をうまく話せなくても、外国人と楽しく会話することはできる!」ということを、身をもって体感したからです。

 

サバイバルイングリッシュの活用

今回この記事でシェアしたいのは、「サバイバルイングリッシュを活用した学習法」です。

「サバイバルイングリッシュ」とは、生存することを目的とした英語のことで、広義では

旅行や留学中に海外で直面する困った状況を乗り切るための実用的な英語のこと

狭義では

英会話において、限られた英語力をフルに活用して意思の疎通を行うこと

を指します。

 

この記事で紹介するサバイバルイングリッシュ学習法は、後者の意味で使っています。

つまり紹介するのは、今もっている英語力を駆使して、会話をサバイブするというトレーニング法です(以降、サバイバル英会話と呼びます)。

 

 

サバイバル英会話トレーニング

ビデオ通話で英語を教えている外国人講師です。

信じられないかもしれませんが、このトレーニングを行えば、会話に対する苦手意識はあっという間になくなります。

必要なのはトレーニングを開始するときの「ほんのちょっとした勇気」だけ。

どういうことか、学習法と一緒に説明していきますね。

 

いきなりフリートーク。以上。

このトレーニングに教材やカリキュラムは必要ありません。

必要なのは、外国人とマンツーマンで話せる環境だけです。

わざわざ英会話スクールにいっても、高いカリキュラムを勧められるだけなので、ここはオンライン英会話スクールを使いましょう。

どのスクールでも大抵、初心者の方向けに「無料体験レッスン」を用意しているので、試すだけならお金はいりません。

 

マンツーマンレッスンを用意したら、やることは実は1つだけ。

今の英語力で、なんとかフリートークを成立させるように頑張りましょう。

カタコト、単語の羅列、ボディランゲージ、使えるものは何をつかっても構わないので、いきなり海外留学に来た(もしくは海外旅行に来た)つもりで、その場のコミュニケーションをサバイブします。

 

苦手意識が克服できる理由

なぜこのやり方で英会話に対する苦手意識が克服できてしまうかというと、「今の英語力でも意思疎通できる」ということが体験的に分かることで、自信がつくからです。

 

ここで少し、イメージしてみてください。

今あなたは、とある外国に向かう飛行機に乗っています。

そのとき、隣に座った外国人が、英語で突然話しかけてきました。

あなたは一人なので、周りに助けを求めることはできません。

「頑張って話すしかない!」

そう意を決したあなたは、持てる限りの英語力でなんとか会話をします。

相手は優しい英語で話しながら、こちらの話にも耳を傾けてくれています。

このとき、思いのほか自分の英語が通じて、会話が盛り上がったとしたら・・・

最後に、お互い笑顔で挨拶をかわして、気持ちよく別れることができたとしたら・・・

英会話に対する苦手意識なんて、どこかへ吹き飛んじゃいますよね。

 

実は、英会話の苦手意識は、「外国人と会話ができない」ということが原因で生まれているんです。

「英会話力が低い」、「英語が分からない」というのが直接の原因ではありません。

能力の問題ではなく、会話が成立するか、意思の疎通ができるかが問題なんです。

サバイバル英会話は、今現在の英語力でフリートークレッスンを繰り返すという、シンプルな学習法です。

最初のほうは勇気がいりますが、10回も挑戦すれば、緊張せずに堂々と英語で話せているようになっているでしょう。

そのころには、あなたの英会話に対する苦手意識はきっと無くなっているはずです。

 

サバイバル英会話の特徴

外国人女性がパソコンをつかってオンライン英会話レッスンを提供している様子

トレーニングを行うときは、「どんな効果があるか」「何を学ぶのか」を意識したほうが効果が上がります。

サバイバル英会話の特徴を理解してから、レッスンを受けるようにしましょう。

1. ぶっつけ本番

何も用意せず、ただフリートークを行うだけなので、全てがぶっつけ本番です。

自己紹介、今日は何を話すか、最近あった出来事、などなど…全て英語を話しながら決めていきます。

テキストを用いた学習やレッスンだと、事前に習う範囲を予習できるため、知らない言葉を調べたり解答を予測することが可能ですが、会話は出たとこ勝負です。

聞かれることに対して、その場で考えて返答していくことになります。

ですので、今もっている英語の知識や会話力をフル活用して、英語でのコミュニケーションに挑戦することになります。

 

2. 習わない。英語に「慣れる」

教材レッスンなら「今日はこれを学習します」といった具合にテーマが設定されていて、テーマに合わせた単語や表現の学習を体系的に学べるのが通常です。

でもフリートークはそもそも自由に会話を楽しむものなので、体系的に何かを学ぶことは出来ません。

↓関連記事↓
教材とフリートークの違いと上手な使い分け方

 

一方で、英語を聞いて話す機会がとても多くなるので、レッスンを繰り返していると、英語でのやりとりに慣れてきます。

始めは思ったように口から英語が出てこなくて苦労しますが、何度も英語だけで話そうとするうちに、使える表現が増えていきます。

 

3. 対人スキルを学ぶ

最後に、サバイバル英会話は、対人スキルを学ぶ場でもあります。

コミュニケーションには、

  1. 言語的コミュニケーション
  2. 非言語的コミュニケーション

があると言われています。

どちらも会話に不可欠な要素なので、両者を理解したうえで対人スキルを磨いていきましょう。

1. 言語的コミュニケーション

言葉をつかったコミュニケーションのことです。

ひとことで「言葉をつかう」といっても、挨拶、質問、相槌など、その種類は様々。

さらに挨拶ひとつをとってもカジュアルなものからフォーマルなものまであり、状況や目的によって使い分けが必要です。

 

例えば “That’s too bad.” という言葉。

これは「それは良くないね」「残念だね」といった同情を表す言葉ですが、相手が深刻に悩んでいるときに使うと、「あっそ。大変だね」といった突き放したような聞こえ方をしてしまうことがあります。

日本語でも「別に」や「結構です」など、 使うシチュエーションで意味が変わる言葉がありますよね。

これらは実際に会話のなかで使ってみないと分かりません。

状況に合わせて適切な言葉をつかえる人は、言語的コミュニケーション能力が高いと言えます。

ちなみに、こんなときに使えるのは “I’m sorry to hear that.”

こう言うことで「それはお気の毒です」と、いたわりの気持ちを表現することができます。

 

2. 非言語的コミュニケーション

言葉以外の要素をつかったコミュニケーションのことです。

アイコンタクトやボディランゲージ、表情などがこれにあたるほか、言葉を使わないという意味で、声の調子やリズム、イントネーションなども入ります。

人は会話をするとき、言葉以外の要素にも注意を払っているので、コミュニケーションを円滑にするためには、言語以外のことにも意識的になる必要があります。

例えば、フリートークでどうしても英語が出てこないとき、すぐに諦めるのではなく、ボディランゲージを使って頑張って伝えようとしてみてください。

それを見ていた相手は、積極的にこちらの言おうとしていることを理解しようとしてくれるはずです。

また、初めて話す人には、なるべく笑顔で接するようにしてみましょう。

相槌も少し大げさなくらいを意識して、困ったら困った顔をする。

そうやってイキイキと振る舞うことによって、相手に好意的な印象を与えることができ、コミュニケーションの質が驚くほど改善していきます。

実際に使う「言葉」も大切ですが、コミュニケーションを円滑にするためには、「言葉以外の要素」も言葉と同じぐらい大切なのです。

 

サバイバル英会話を成功させるコツ

最後に、サバイバル英会話を実践するときのコツをお伝えします。

1. ざっくばらんにノリで話す

まるで親しい間柄のように、笑顔で軽く話しましょう。

相手の言ってることが多少分からなくても気にする必要はありません。

また、完璧な英語を話そうとせず、テンポよく話すように心がけましょう。

カタコトでもブロークンでもいいので、とにかく意思の疎通をはかることに全力を注ぐことが大切です。

心配しなくても、回数を繰り返すにつれて、英語でのやりとりに慣れていき、反射的に話せる英語が増えていきます。

「難しく考えすぎないこと」が大事ですよ。

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イタリア人トリリンガル講師に教わった英会話上達7つのコツ

 

2. 会話に集中し、たくさん話す

「英語を勉強しよう」、「教えてもらおう」という意識をなくし、会話を楽しむことに意識を集中させ、積極的に話しましょう。

勉強が目的になってしまうと、会話特有のリズムやテンポが生まれず、相手と心を通わせるのが難しくなってしまいます。

そうなると、会話を楽しめず、「会話ができた!」という自信も生まれなくなってしまいます。

やりにくい人は、飛行機の隣の席に座っていた外国人に話しかけられたイメージをもって、雑談を心の底から楽しもうと意識しながらフリートークに臨んでみましょう。

会話が終わったとき「わ!意外と話せちゃった!」と驚くこと間違いなしですよ!

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