英語学習を長続きさせる秘訣ー「したい」と「しなければ」

草むらの上に仰向けに寝転がって本を読んでいる男性の写真

※2021/6/29更新

英語学習を長続きさせるには、内容をうまく工夫することが大切です。

この記事では、「~したい」という前向きな気持ちと「~しなければ」という義務感や強制力をうまくミックスさせることで、英語の勉強を習慣にするアイディアを紹介しています。

日々の勉強がマンネリ化しないように、今日から学習に変化をつけていきましょう。

英語学習を長続きさせるには

とあるマーケティングの本に、次のようなことが書いてありました。

人は、「買い物に行く」のは好きだが、実際に「買い物をする」のは好きではない 。買い物に出かけること自体にはワクワクするが、買い物をすること自体は面倒だと思っている 。

人にものを売りたいときは、ウォンツ(買い物に行く=買い物をしたいという気持ち)とニーズ(買い物をしなければならないという気持ち)を同時に刺激することが重要である。そうすれば人は「買わずにはいられなくなる」

これを読んだとき私は、英語学習でも同じことが言えるなぁと思いました。

  • ウォンツ(~したい)
  • ニーズ(~しなければ)

という2つの気持ちを利用すれば、英語を勉強せずにはいられなくなる状況をうまくつくりだすことができるからです。
 

ウォンツとニーズを組み合わせる例

例えば、語彙を増やさなければならないとき、机に座って単語帳とにらめっこする代わりに、関連するテーマを扱っている動画を探して、そこから単語を拾ってみます。

料理関係の語彙を増やしたいなら、こんな動画をつかってみてはいかがでしょう。


出典:EnglishAnyone
(3:56~料理が始まります)

料理動画を使うメリットは色々と考えられます。

  • 手軽に楽しみながら単語学習ができる
  • ストーリーや映像と単語が関連付けられるので、記憶に残りやすくなる
  • リスニングの練習になる

この例では「語彙を増やさなければ」という必要性に「動画で楽しく勉強したい」という欲求を組み合わせています。

机に座って単語帳の内容を覚えるより、こっちのほうが興味を失うことなく勉強を続けることができるのではないでしょうか。
 

学習を長続きさせるためにどんどん工夫してみる

もしあなたが、受験や資格試験のために単語を覚えないといけないのなら、単語を紙に書き出してトイレや洗面所に貼ってみましょう。

日常的に利用する場所に単語リストがあれば、普通に過ごしているだけで何度も目にするので、単語を効率的に記憶できる可能性が高くなります。

この例では「試験に出る単語を覚えないといけない」という必要性と、「できるだけ楽して覚えたい」という気持ちをミックスしているわけです。

ちょっとした工夫で英語学習が続けやすくなるので、これならできると思えるアイディアを楽しみながら考えてみてください。
 

二通りのアイディアの出し方

参考までにアイディアの出し方を二通り紹介します。まずは必要性(~しなければ)に意欲(~したい)をくっつけるパターンです。

例えば、1日3時間勉強しなければならない状況であれば、「~したい」という気持ちに注目して、次のように発想してみます。

  • 勉強場所を好きなところに変えてみる
  • 好きな音楽を流してみる
  • 好きな服を着てみる
  • 好きな飲み物や食べ物を用意してみる
  • アプリで学習仲間をつくる
  • 思い切って家庭教師を雇ってみる

いくつかアイディアがわいてきたら、良さそうなものから一つずつ、順番に試していくといいと思います。

次は意欲(~したい)に必要性(~しなければ)をくっつけるパターン。

例えば、どうしても気になる海外ドラマがあって学習に使いたいなら、オンライン英会話に入会して、海外ドラマをつかったレッスンを取り入れてみます。

こうすればやってみたいことに強制力が働くので、気分がのらないときでもレッスンを続けられるし、海外ドラマが好奇心や意欲を刺激してくれるので、義務感だけで勉強が嫌になるのも避けることができます。
 

教材を乗り換えるのも有効

ちなみに私が意識的にやっているのは、新しい教材を買うという方法です。

同じ教材を使ってしばらく勉強していると、途中でやる気が出なくなったり飽きてしまったりすることがあると思います。こうなってしまうと、英語の学習を続けるのが苦痛になってしまいますよね。

こんなときは思い切って教材を乗り換えるのも手です。同じ目的で作られている教材は、この時代いくらでもあるので、英語を勉強したいと思える本に出合うのは、そう難しくありません。

例えば、文法の基礎を固めるという目的でつくられているネットで探してみてください。色んなタイプの本が何冊も見つかるはずです。
 

そもそも、同じ教材を続けるのが難しくなる背景には様々な要因があります。

  • 自分のレベルに合ってない
  • 最初は面白かったけど、内容が同じことの繰り返しで飽きてきた
  • 勉強の目的が変わったので、内容がそぐわなくなってきた
  • 解説が分かりにくいので難しく感じる

何でもかんでも中途半端に投げ出すのは考えものですが、自分の置かれている状況や英語レベル、モチベーションが変化したのであれば、教材を変えるのはむしろ自然なことだといえます。

誰だってずっと同じペースやモチベーションで勉強を続けられるわけではないので、教材が進まなくなったのを機会に学習内容を見直してみるのはとても有効です。
 

英語の学習は長期にわたって続くことですので、常に工夫をしながら道中楽しみたいものです。

オリンピック選手のインタビューやドキュメンタリーを見ていても、ハードな練習をいかに楽しむかというテーマは繰り返し登場していました。

興味とやる気が持続するように、学習内容を常にブラッシュアップしていきましょう。