オンライン英会話を初めて受けたときの記録。緊張から慣れるまで

オンライン英会話の体験談-初めてレッスンを受けたらどうなる?にも書きましたが、私のオンライン英会話デビューは、緊張しすぎて散々たるものでした。
でも、ドキドキするのは最初の7〜8分だけ。慣れてくれば、案外何とかなるものです。
今回は、「オンライン英会話のことが気になるけど、初めてなので緊張しそう」と二の足を踏んでいる人のために、
私が受けた初回レッスンの具体的な流れと、緊張が解れていく様子や心境の変化を記事にまとめました。
レッスンの様子を具体的にイメージすることが出来れば、ある程度緊張を和らげることができると思いますので、参考にしてみてください。
初回レッスンの流れ
私が受けた初回レッスンの大まかな流れは、以下の通りです。
初回レッスンの流れ
- あいさつ
簡単な挨拶をして、お互いに名前を名乗ります。また、声がきちんと聞こえているか、映像がきちんと届いているかも確認します。 - 教材の確認
講師の方から、こちらが希望した教材の確認が入ります。ちなみに、私が選んだ教材は、英会話の初心者向けにつくられたもの。簡単な英語と豊富な日本語訳が特徴的でした。 - レッスン
教材を元にレッスンが始まります。私がお願いしたのはフィリピン人講師だったので、最初から最後までずっと英語でのレッスンでした。 - 復習
終了5分前になると復習の時間に入ります。うまく発音できていなかった単語や間違えた表現を、講師の後に続いて発音・音読します。
私が利用したのはネイティブキャンプというサービスで、使った教材は【初心者コース 自己紹介】です。※内容やデザインが当時と少し異なりますが、ほぼ一緒です。
ちなみに、その後いろんなサービスを受けてみましたが、教材レッスンは大体同じ流れでした。
緊張するのはレッスン序盤まで
緊張するのはレッスン開始7~8分までと言いましたが、
厳密に言うと、
です。
ここを乗り越えると、そんなに緊張しなくなります。
(ほどよい緊張感はあるかもしれませんが)
というのも、通常レッスン教材には、「次に○○○しましょう」というような具体的な指示が書かれているからです。
特に初心者を対象にした教材には、日本語が併記されているので、講師の言っていることがわからなくてもなんとかなります。
また、教材は段階的に学べるように工夫されているので、ひとつひとつ丁寧に学んでいくことができ、
理解できていない場合は、ひとつ前に戻ったり、画面にテキストを打ち込んでくれたりと、講師がうまくフォローしてくれます。
一度レッスンに入ると、あとは教材を見ながら流れに沿って学ぶことができるので、緊張が次第に解れていきます。
初回レッスンの記録
それでは早速、レッスンの様子を共有していきたいと思います。
1. レッスン前の簡単なあいさつ
あいさつの様子

Hi! Welcome to Native Camp.

I’m 〇〇〇. What’s your name?

My name is △△.

Nice to meet you, △△ サン.

How are you?

I’m fine.

Very good!
最初はこんな感じで、簡単な挨拶から入りました。
文字に起こすと簡単に答えているように見えますが、
実際は緊張で心臓がバクバク。
思ったように英語が出てきません。
普段、外国人と話す機会なんてなかったので、目の前に英語しか通じない人がいると思うと、
何を言えばいいか分からなくなって、頭が真っ白になってしまっていたんです。汗
と、後で愕然としたのを覚えています。
2. レッスンで使う教材の確認
教材の確認

You have chosen 〇〇〇 (※教材名).

Is that correct?

Yes.

Okay.
ここでは教材の確認をしています。
予約をする際、使いたい教材を指定できるようになっているんですが、
レッスンに入った時に、念のため講師と一緒に確認する手順になっています。
教材名を言ってくれたので、ここはなんとか理解できました。
3. 教材を使ったレッスン
ここからは教材を使ったレッスンに入っていきます。
この時の私の心境は、
というもの。
事前にテキストを確認していたし、テキストの内容が簡単に思えたからです。
ところが、さっそく壁にぶち当たります…
レッスン1. 名前と挨拶
名前と挨拶について学ぶ

So, please check &※○✕(※理解不能) in Japanese.

(へっ!?)

(今Japaneseって言わなかった!?)

あ~・・・??

Please… read… the instruction… in Japanese.

・・・(日本語?)

(日本語で読めってこと?)
講師が私に言っていたのは、
「テキストにある日本語の指示を読んでください」
ということでした。
でも、当時はそれが理解できなかった。。
というのも、
当時のテキストは指示が英語で書かれていて、その近くに日本語訳が小さく書かれていたので、
まさか日本語訳のほうを読めとは言わないだろうと思い込んでいたからです。
かといって、どういう意味かを英語で質問することができず…
「あー」とか「うー」とか言いながら、頭の中で必死に英語を探していました。
結局、講師がチャットにテキストを打ち込んでくれ…

( please read the instruction in Japanese)
ここでやっと意味が理解できたんです。

!?(やっぱりそうだ!)

(日本語で読むんだ!)

OK!

ニコッ!(笑顔)

(や、優しい・・・T_T )
あとは、言われた通り日本語の指示を読み、理解できたところで次に進みました。

「まずは自分の名前を伝え、初対面の人に挨拶ができるようになりましょう。講師のあとに続いて、次のフレーズを2回読んでみましょう。」

Okay. Good!

So Please, repeat after me twice, ok?

OK.

What’s your name?

What’s your name?

What’s your name?

What’s your name?

I’m △△.

I’m △△.

I’m △△.

I’m △△.

Very good!
(…続く)
2回ずつリピートした後は、質問役と回答役に分かれて練習し、
最後は穴埋め問題にチャレンジして、「名前と挨拶」パートを終えました。
レッスン2. 住んでいる場所と年齢
次は、住んでいる場所と年齢についての会話表現を学ぶパートです。
これまでと流れは同じ。
最初に新しく学ぶ表現を2回ずつリピートして、その後ロールプレイ、穴埋め問題へと続きます。
住んでいる場所と年齢について学ぶ

Please read the instruction.

OK.

(黙読中)

OK!( なんかOKしか言ってないな…)

OK. So, please repeat after me, twice.
(…続く)
この段階になると、緊張がほぐれて冷静に考える余裕が出てきます。
そのおかげで気づきました。

(あれ?もしかして日本語の指示を、わざわざ声に出して読む必要ってなかったんじゃ…)
そうなんです。
別に声に出せとは言われてなかったんです。
講師は “Read aloud “ではなく、“read “としか言っていないので、黙読でOK.
緊張から、勝手に勘違いしていただけ。笑
やっぱり、レッスンの序盤はかなり混乱していたんだと思います。

(がっつり声に出して読んでしまった・・・恥ずかしい・・・)
レッスン3. 職業と家族
3つ目のパートは、職業と家族について。
残念ながら、このパートの序盤で復習の時間が来てしまいました。
ネイティブキャンプでは、終了約5分前に必ずレッスンの復習が入るようになっているので、
時間が来ると、講師の方から知らせてくれます。

Oh, we have only 5 minutes left.

Let’s review today’s lesson.

OK.
4. レッスンの復習
復習では、スムーズに読めていないところや発音に課題が残るところを、講師の後に続いて発音しました。
レッスンの復習

What do you do?

What do you do?

What do you do?

What do you do?

Very good!
(…繰り返し)
5分しか時間がないので、単語と表現の確認をするというシンプルな復習になっています。
通常はこれでレッスン終了だと思うのですが、
この時はレッスンがあまり進まなかったせいか、3分ほど余ってしまったので、質問タイムに入りました。
ところが・・・

Do you have any questions?

(ドキッ!)

No… I don’t…

Okay.
全く質問できず、撃沈。
そうこうしているうちに時間が来てしまいました。

So, that’s all for today’s lesson. Thank you so much △△サン!

Thank you!

You are doing very well. So keep on practicing! Okay?

Okay.

See you next time! Bye〜

See you〜!
ポチッ(コール終了ボタン)

・・・。

(結局、最初から最後までずっとカタコトで終わってしまった・・・。~_~ ;)
これでレッスン終了です。
レッスンを終えて・・・
オンライン英会話にチャレンジして痛感したのは、いくら学校のテストで点が取れても練習しないと会話では全く使えないということでした。
どんどん英語で聞いたり話したりして「英語でやり取りする」ということに慣れないと、会話のスピードに全くついていけません。
英会話レッスンでは、講師がこちらのスピードに合わせてくれますが、
実際の会話では、こちらの考えがまとまるまで相手は待ってくれませんよね。
英語で話す練習をしたいなら、安く手軽にマンツーマンレッスンが受けられる「オンライン英会話」は最適なサービスだと思います。
わざわざスクールに通う必要がないので、時間を有効活用できるのも魅力です。
どうしても一歩踏み出せないという人は、
あらかじめ教材をチェックしたり、初心者用教材・初心者向けの講師を選んだり、この記事を参考にシミュレーションしたりすることで、心理的なハードルを下げる行動を起こしてみましょう。
少しずつチャレンジする意欲が湧いてくるはずです。
また、世の中には様々なタイプのオンライン英会話スクールがあるので、どんなものがあるか一度じっくり調べてみてもいいかもしれません。
「これならいけそう!」と思えるスクールが見つかればしめたもの。
もちろん初めは緊張すると思いますが、
2回3回と回数を重ねるうちに、英語で話すことがだんだん楽しくなっていきますよ。

1. オンライン英会話の仕組みや特徴を理解する
2. 初回レッスンの体験談を読んでみる
3. オンライン英会話を続けるとどうなる?
4. 初回レッスンで緊張しないために
5. オンライン英会話を簡単に始める方法
6. オンライン英会話を習慣にする方法