英会話の学習効率を高めるマルチスタディの仕組みをつくる方法

英会話の勉強は、やることが盛りだくさん。

  • 英語が聞き取れない→リスニング力をあげなきゃ!
  • 聞き返されることが多い→発音トレーニングが必要かも…
  • 単語がパッと出てこない→ボキャブラリーを増やさないとな。
  • 言葉がうまく組み立てられない→文法を復習するか…
  • いつも言ってることがワンパターン→使えるフレーズを身につけたい!
    などなど…

かといって全てを同時にやるのは無理な話。だから優先順位をつけて1つずつやっていくことになるわけですが、優先順位ってその時々で変わるので途中で複数の教材や学習に手をつけることが必要になります。

例えばスピーキングの勉強をしている途中で発音の重要性に気づいて、発音の勉強も同時並行で進めたり。私もTOEICの勉強をしながら、英語ニュースやオンライン英会話、英語エッセイやネイティブのインタビュー動画などをつかった学習を全て並行して実施してます。

私はこの同時並行で学ぶことができるかどうかが、英会話を習得するスピードに直結すると考えてます。必要なときに必要なことを学ぶというのが、学習効率を上げるための鉄則だと思うので。

そこで今回は、優先順位をうまくつけながら複数の教材や学習を同時並行で進めていく「マルチスタディ」の仕組みをつくる方法について共有したいと思います。

複数の英会話教材や学習法を同時並行で進める方法

さきほどの例のように、スピーキングの勉強をしている途中で発音の重要性に気づいた場合。発音の勉強も進めることになりますね。

この時点で2つの学習を並行して進めていることになります。

ここから必要に応じて3つ、4つと学習法や教材を増やしていくことになるわけですが、こういう状態になったときにペースが乱れたりマルチスタディが難しくなる理由は1つ。

複数のことを同時並行でこなす仕組みができていないこと。

逆に言えば、仕組みさえつくってしまえば同時並行的な学習はそう難しくはありません。慣れるまではペースをつかむのが難しいかもしれませんが。

 

同時並行学習を可能にする仕組みのつくり方

マルチスタディの仕組みをつくる方法は意外と簡単。

3つのことを実行するだけです。

  1. 学習メモを必ずつくる
  2. メモの写真を撮って保管する
  3. 運用の仕方をマスターする

1つずつ具体的に説明していきますね。

 

1. 英会話の学習メモを必ずつくる

1つ目は、学習内容を書いたメモやノートをつくること。覚えておきたい重要なことを中心に記載します。

メモを残すときのポイント

  • 学習した日付を書く
  • テーマやトピックを記載する
  • 重要なポイントなどを付記する

あとで見返したときに、学習したときのことを鮮明に思い出せるとベターです。あ~ここでこんなことを考えたなぁ、とか、ここでこう間違えたんだよな、といった具合に。

ちなみに学習メモをつくる理由は、あとで復習できるようにすることなので、見返す必要がない内容をわざわざ残す必要はありません。

色をつけたりしてもいいですが、思い出せればいいのでそこまで凝る必要はありません。キーワードやテーマを読んで思い出せるのであれば、それだけで十分です。

参考)ニュース記事で学習したときのメモ

 

2. メモの写真を撮って保管する

2つ目にやることは、学習メモやノートを写真にとって保管すること。

このとき、写真を格納するフォルダを教材や学習法で分けるのがポイントです。

例:フォルダ構成(教材別)

こうしておけば、いつでも前回学んだ内容を確認することができます。

学習メモの写真ファイルには「20190625_XXX」のように学んだ日付を書いておくようにしておくと便利です。

またmWeb上のストレージを利用すると、手元のデバイスの容量を食わないし、スマートフォンやパソコンからいつでもアクセスできるのでお勧めです。

●おすすめの無料ストレージサービス
Dropbox
Google Drive
※どちらもアカウントをつくればすぐに利用できます。スマホアプリもあるので直観的に操作できて便利です。

 

3. 仕組みを運用する方法をマスターする

最後は、この仕組みをどうやって運用していくかを理解し、実際に行動にうつして運用の仕方をマスターすること。

ここがかなり重要です。

 

まず意識や考え方の話から。

複数の仕事を同時並行的にこなすことをマルチタスキングといいますが、これに関する話でよく引き合いに出されるのが「皿回し」です。

ひとつの皿にとらわれていると、別の皿が回らなくなってしまい、しまいには落ちて割れてしまう…。仕事も同じで、複数のタスクをまんべんなく目配せしながら、期限内にきちんと全てを終わらせましょうという考え方になります。

実はこの考え方、仕事ならうまくいくのですが、英語の勉強に応用するとうまくいきません。

なぜでしょうか。

それは、英語の勉強で大切なのは、教材や学習法をすべてやり切ることではないからです。

皿回しの考え方を応用すると、スピーキングや発音、リスニングなどの勉強それぞれを、全て同時に進めながら最後までやり切ることに集中してしまいます。

英語の勉強で大切なのは、自分の英語レベルや課題をつねに正しく把握し、その時々で必要な勉強を行うこと。

皿を回す(全ての教材や学習法をまんべんなく進めて終わらせる)のではなく、自分の英語力を高めることに集中しなければなりません。

意識の置き所はいつでも自分自身。

このことを覚えておきましょう。

 

考え方を理解したら、実際に仕組みを運用します。

マルチスタディの仕組みを運用する方法

  1. どんな学習が必要かを考える
    >勉強を始める第一歩目は、今必要なことは何かを考えること。あらかじめ決めた学習ノルマを消化するというのは皿回しの考え方です。
  2. 必要な学習を行う
    >必要だと感じた学習を、必要な分量だけやります。同じ教材ばかりやることになって、別の教材の進捗が止まっても構いません。その優先順位が正しければ、別の教材をやるよりも学習効果は高いはずです。
  3. 学習メモの写真を撮って保管する
  4. 学習メモを必要に応じて見返す
    学習メモには覚えておきたい重要なことが残っているはずなので、何度も見返すことで学習効果は高くなります。また、久しぶりにやる教材の場合は、過去に学んだときのことを思い出すことで、スムーズに勉強を再開できます。
  5. 不要な学習メモは適宜消していく
    学習メモを見返したときに、もうメモを見る必要がないと判断したものは消していきます。例えば意識しなくても使えている英会話フレーズや文法事項など。メモをどんどん消すことでモチベーションも高まります。

勉強の優先順位は、その時々の状況で変化するものなので、必要なときに必要な教材をつかって勉強できる仕組みをつくるのが重要です。

学習メモの写真を撮って、いつでも確認できるようにしておけば、安心して好きな学習に没頭できます。

 

繰り返しになりますが、自分の成長に必要なものから手を付ければいいので、「あの教材が全く進んでない…」などと心配する必要はありません。

教材や学習法それぞれを別のものととらえるのではなく、必要なときに必要なページや内容だけを集めて自分の成長に役立てるイメージをもってください。

要するに「いいとこどり」をするということ。別に教材を最初のページから順番にやる必要はないし、やらないページがあったって構いませんしね。

自分にとって今なにが必要か。

このことに意識を集中させましょう(^^ )