スマホのメモ機能をつかって英語の勉強を習慣にする方法

勉強の習慣をつくるには、
綿密な計画や明確な目標が必要だと思っていませんか?
もしあなたが私のように「出来れば計画を立てずに済ませたい」めんどくさがりな性格なら、この記事で紹介する方法が気に入ってもらえるかもしれません。
移動時間とかを利用してスマホのメモ機能を使うだけで、さくさくっと学習習慣を身につけることができますよ。
目次
どうやって英語の勉強を習慣にするか
突然ですが、カレンダーに勉強の計画を書き込むのはやめてくださいね!
いや、その計画をきちんと守れるんならいいんですけども。
習慣をつくるときのコツは、習慣をつくろうと意識しすぎないこと。
習慣をつくろうという気持ちが強すぎると、気合いを入れて学習計画を立てたあと、結局計画通りにいかなくて挫折してしまうのがオチです。
それよりも意識すべきなのは、毎日の勉強。
毎日の勉強を1日1日コツコツやっていたら、いつのまにか勉強が習慣になっていた、というのが理想です。
勉強の習慣は、勉強というプロセスを続けたからこそ手に入る結果。
結果というものは、追いかければ追いかけるほど遠ざかっていき、必要なプロセスをしっかり踏んでいれば、向こうのほうから近寄ってきてくれるものです。
翌日の勉強時間さえ確保できれば習慣はつくれる
だから、習慣をつくるのに学習計画なんて必要ありません。
1日のどこかで翌日のことを考える時間をつくって、翌日の勉強時間を確保して、それを毎日(ほぼ日)続けることができれば、それだけで勉強することが習慣になります。
(あ、目標を達成するのに計画は必要ですよ。誤解しないでくださいね)
とはいえ、翌日の勉強時間を確実に確保しようと思ったら、よほどやることがない人を除いて、ちょっとした工夫が必要。
具体的には、
自分の行動パターンや習慣などを知ったうえで、少しずつ新しい行動を増やしていきます。
スマホのメモ機能をつかって英語の勉強を習慣にする方法
これから紹介する方法は、3つのステップに分かれています。
英語の勉強を習慣にする3つのステップ
- 自分の行動や心情を記録する(1週間分)
- 自分の行動や心情を振り返る
- 翌日のことを考え、行動を予定に組み入れる
こうやって書くと大変に見えるかもしれませんが、ひとつひとつのステップは簡単に実施できるので、明日からでもすぐ始められます。
順を追ってひとつずつ説明していくので、ぜひ実際に試してみてください。
Step.1 毎日の行動や心情を記録する(1週間分)
まずはスマホをつかって毎日の記録をつけましょう。
- 〇月〇日
- 7:00起床/眠い
- ごはん/買い出し
- サイト更新
- リスニング/通勤
- 本読む/ショーペンハウアー
- 収支計算
- 朝勤務/数字の集計に手間取る
- 理解できていないのが原因?
- 昼ごはん@吉野家→ちょっと散歩
- 仕事/MTG準備がメイン
- ごはん@カフェ/文法の勉強→3ぺージ
- 進まない、疲れてる→1時間で切り上げ
- 筋トレ/15分ほど
- 映画で英語/よく分からん
- 1:00/就寝
(続く…)
こんな感じで1週間ほど、自分が何をしているかをメモします。
もちろん手帳にメモしても構いません。
メモをつくるときのポイント
- 起床から就寝までにとった行動をなるべく全て記録する。英語に取り組んでいる時間だけでなく、プライベートな予定も含める。
- メモに残すときは手間をかけすぎない。目安10秒ほどで終わるように、キーワードを残しておく。さくっとLINEの返信をするような感覚で。
- 感じたことやその行動をとった目的、理由や考えたことなどもメモする。飾らず自分の言葉で残すとあとで見返したときに状況を思い出しやすくなる。
必要なら「8時~9時」のように時間を残してもいいと思いますが、メモを残すのがストレスにならないように注意してください。
めんどくさいと思ってしまうと、続かなくなってしまいます。
Step.2 自分の行動や心情を振り返る
1週間分の行動メモができたら、ゆっくり時間をとって客観的に自分の行動を振り返ります。
スマホのメモを上下にスクロールしてざっと確認してもいいんですが、月曜日から日曜日までの行動を紙の上に並べて書いていくと、見やすくなるので分析がはかどりますよ。
紙の上に整理するイメージ
※実際に私が書いたメモ
行動を振り返るときのポイント
- 無駄な行動はないかを見る。1週間のうち何回も繰り返してしまっている悪い行動のクセや思考パターンに注目。
- 英語の勉強をしているなら、どのぐらい時間を確保できているかを確認する。思ったより時間が割けていないときは、どういう言い訳をしているか、そのときの気持ちや考えたことを思い出す。
- 行動を振り返っていて気がついたことは忘れないようにメモする。翌日以降の行動のアイディアが浮かんだときも同様。
行動履歴の良いところは、
自分がどういう行動をしているかを、客観的な事実として教えてくれるところ。
出来ていることと出来ていない事が見える化されることで、何をどうすれば行動を改善できるかが自然と分かるようになります。
Step.3 翌日のことを考え、行動を予定に組み入れる
改善すべきところが理解できたら、明日から試せることを具体的に考えて、予定に組み込んでしまいましょう。
ここから先は、毎日どこかで時間をとって、翌日の予定を考えるようにします。
翌日の予定を考えるときのポイント
- 同じ行動パターンを繰り返さないように、新しい環境やルールを予定に組み込む。自然に行動が促されるような仕組みをつくる。
- アイディアを大切にする。考え方や行動に変化がうまれるように、これまでやってこなかった新しい試みを意識的に行動にうつす。
- 「毎日朝6:00に起きる!」というような翌日以降の行動を縛るようなルールは考えない。意識は翌日にのみ集中させ、1日1日を丁寧かつ具体的に乗り越えることを考える。
はじめに少しふれましたが、大切なのは習慣化を焦らないこと。
毎日の積み重ねが「結果的に」習慣をつくりあげるということを常に意識してください。
あとは、Step.1 ~Step.3 を繰り返します。
こうすることで、毎日、毎週、きちんと勉強時間を確保することができ、気づけば勉強の習慣ができているという状況までもっていくことができます。
はじめは難しく感じるかもしれませんが大丈夫。
①メモ帳に行動を記録して、②1週間経ったら見直し、③毎日の行動を改善するというシンプルな方法なので、慣れてしまえば簡単です。
改善する前の1週間と改善後の1週間を比べてみて、その差にきっと驚くはず。
限られた時間を効率的に使うことができるようになると、毎日が今より充実すること間違いなしです^^
さぁ、今日から始めてみましょう!